2008年7月3日木曜日

心打つ物語

 現在、組織内の物語について研究を進めています。
詳しい内容は近々発表する予定なので、しばらくお待ちを。

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 そんな中、一緒に研究を行っている企業の方から素晴らしいFAXをいただきました。
Kさん、Oさん、ありがとうございます。

 FAXの内容は、ある一人の女性の物語でした。彼女がこれまでの人生の中でどのようなことを学んだのかについて書かれたものです。その物語の中で15個のlesson(教訓)が示されます。それらは彼女がビジネスにおいて強く影響を受けたものなのでしょうが、それをサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路やスペイン各地での様々な出会いや発見などを通じた形で示されています(そこでの彼女の振り返りの形で)。

 サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路って何??と多くの方は首を傾げるかと思いますが、この巡礼路はフランスからスペインへとつながる古くからのキリスト教徒の巡礼路であり、1993年には世界遺産に登録されています(wikipedia サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路)。

 「巡礼路を用いたビジネス教訓の物語」という言葉に興味を持った人もいると思うので内容について詳しくは書きませんが、とても素敵な内容でした。読み始めたときは研究者として斜に構えて読んでいたのですが、ストーリーが進んでいくと、その物語に現れる情景が目の前に浮かんできて、彼女の世界に引きずり込まれてしまいました。

 普段は、企業に存在する数々の物語を探ったり、その物語が正当性を獲得していくプロセスなどを研究し、さらに最近では物語の製作にも携わっているため、物語に対してある程度の抵抗力を持っていたと思っていたのですが、それでもこれほどまでに心打つ物語が存在しているんだな~と感じるとともに、物語の持つ力を再確認することができました。

 もちろん、物語は文脈依存性が存在するので、対象の理解なくしてその物語の力について十分に示すことは出来ません。ただ、彼女が存在する企業・部署に所属している人は、彼女のストーリーに大きく影響を受けるであろうことは間違いのないことだと思います。
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 このBlogを読んでくださっている皆さんにもこの書籍を紹介したいところですが、該当箇所をFAXしていただいたのみなので、正確な書籍名が手元にありません。なので、書籍名に関しては後日アップしますね。

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